送り火前の大文字「驚いた」 京都、目撃したラジオDJが感想

誰かがライトアップし浮かび上がった「五山送り火」の「大」の字=8日午後11時10分、京都市(野村雅夫さん提供)

 毎年8月16日の伝統行事「五山送り火」の舞台の一つとなる京都市左京区の如意ケ嶽で8日深夜、何者かがライトアップし「大」の字が浮かび上がったのを目撃した同市のラジオDJ野村雅夫さん(41)が10日、取材に応じ「日にちも時間も違うのに文字があり、率直に驚いた」と話した。

 府警川端署によると、8日午後11時ごろに「大文字の明かりがついている」と通報があった。ライトのようなもので照らしたとみられ、約1時間後に消えたという。

 野村さんは午後11時10分ごろに目撃したといい「今年は規模を縮小すると聞いていたが、山肌に大の字が浮かび上がっていた」と振り返った。


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