公明代表、首相会見求める 「国民不安にメッセージ」

 公明党の山口那津男代表は9日放送のBS朝日番組で、新型コロナウイルスの感染再拡大を巡る国民の不安を抑えるため、安倍晋三首相が積極的に記者会見を開くべきだとの考えを示した。「定期的にといった固い縛りではなく、国民が不安に思い、首相のメッセージを聞きたい時にはきちんと開いてもらった方がいい」と語った。

 早期の衆院解散・総選挙についても「地元に入れない。有権者との対話がないところで、選挙はしないだろう」と重ねて慎重な姿勢を示した。

 敵基地攻撃能力の保有に関しては「先制攻撃なのか自衛のための攻撃なのか、紙一重で区別が付かない」として改めて否定的な意向を表明した。


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