お盆初日、人出は大幅減 帰省や旅行控える動き

お盆休みの帰省シーズンに入ったJR東京駅の東海道新幹線ホーム。昨年(下)のような激しい混雑はなかった=8日午前

 お盆休み初日の8日に各地の主要な駅や空港を訪れた人が昨年8月の休日平均と比べて大幅に減少したことが9日分かった。NTTドコモの人出データの分析によると、東京駅は66・5%減、北海道の新千歳空港は48・1%減となり、繁華街も含めた全国の計95地点のうち90地点で人出が減った。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、帰省や旅行を控える動きが広がっている。

 ほかに人出の減少が大きかった那覇空港は47・2%減、横浜の中華街駅が47・1%減、名古屋駅が45・4%減だった。羽田空港の第1ターミナルも42・0%減となるなど空港や主要駅での落ち込みが目立った。


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