陸連「札幌の涼しさ間違いない」 五輪1年前に現地調査

東京五輪のマラソンと競歩のコースで温度などを測定する日本陸連の杉田正明科学委員長=8日、札幌市(アフロスポーツ、日本陸上競技連盟提供)

 東京五輪のマラソンと競歩の実施1年前に合わせて、札幌市で路面の温度などを調査している日本陸連の杉田正明科学委員長が8日、オンラインで取材に応じ、気温に湿度などの要素を加味し熱中症の危険度を示す「暑さ指数」はこの時期、東京が30度超となるのに対して札幌は25〜28度で、8日午前は25度に達しなかったと明かした。「東京に比べて涼しいのは間違いない」と述べた。

 マラソンは午前7時に号砲が鳴る。8日7時の気温は札幌が19・5度で、東京が26・4度。金メダルの期待が高い男子50キロ競歩は早朝5時半から3時間以上の争いとなる。


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