病床使用率、5都県で40%超 沖縄、重症患者向けも20%

 7日の新型コロナウイルス感染症対策分科会で厚生労働省が示した資料などによると、都道府県が新型コロナの患者向けに確保した病床の使用率(4日時点)は、5都県で40%を超えた。沖縄は80%を超え、重症患者向けの病床も20%が埋まった。37都道県で1週間前より使用率が上昇し、病床確保が急務となっている。

 全国の入院患者は1週間前の7月28日から1082人増え、計5116人。うち重症者は25人増の117人となった。

 病床の使用率が40%を超えた5都県では沖縄が85%と突出。福岡55%、滋賀51%、埼玉44%、東京43%と続いた。


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