栃木県知事が5選出馬を表明 コロナ対策の継続を強調

 栃木県の福田富一知事(67)は7日に県庁で記者会見を開き、12月8日の任期満了に伴う知事選に5選を目指し、無所属で立候補すると正式表明した。リーマン・ショックや東日本大震災に触れ「難局を克服してきた経験は多くの困難に際し、必ず大きな力になる」とし、新型コロナウイルス対策など県庁の指揮を引き続き担う意向を強調した。

 栃木県議や宇都宮市長を経て2004年に初当選し、現在4期目。過去4回の知事選では自民、公明両党の推薦を受けた。

 知事選には、元NHK宇都宮放送局長の田野辺隆男氏(60)が無所属での立候補を表明している。


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