立民と国民「命と暮らしを守る」 コロナ後の社会像、月内にも策定

立憲民主党の福山哲郎幹事長(左)と国民民主党の平野博文幹事長

 立憲民主党の福山哲郎、国民民主党の平野博文両幹事長は7日、連合の相原康伸事務局長を交えて東京都内のホテルで会談した。新型コロナウイルス禍を踏まえた新たな社会像の構築を巡る3回目の協議で、「命と暮らしを守る」といった基本理念を掲げる方針を共有した。会談後、福山氏は月内にも策定したいとの考えを記者団に示した。

 会談には、両党の合流協議で新党の綱領作成を担う立民の逢坂誠二、国民の泉健太両政調会長が同席した。福山氏は「共有した理念は当然、綱領に反映する形になる」との認識を表明した。

 合流協議は、新党を結成した場合の党名を巡って両党の意見が割れ、議論が続いている。


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