2020年8月7日 08:01 | 無料公開
デンバー国際空港のターミナル=7月、米西部コロラド州(AP=共同)
【ワシントン共同】米国務省は6日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、全世界を対象に米国民に出していた最も厳しい渡航警戒レベル「渡航中止・退避勧告」(レベル4)を解除した。今後は国・地域別に判断し、日本は「渡航を再検討」(レベル3)となる。
国などにより感染拡大の状況が異なるため、個別に渡航警戒レベルを判断する従来の仕組みに切り替えた。国務省は「感染拡大は予測不可能であり、米国民は国外旅行の際は引き続き注意するよう勧める」と強調した。
米政府は3月19日、感染拡大を阻止するため、全世界への渡航中止を呼び掛ける異例の措置を発表。た。