次期駐日米大使が外交委で証言 「日本により大きな責任を」

5日、オンラインで開催された米上院外交委員会公聴会で証言するケネス・ワインスタイン氏(共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が次期駐日米大使に指名したケネス・ワインスタイン氏(58)は5日、上院外交委員会の人事承認公聴会に臨み、中国や北朝鮮を念頭に「北東アジアでわれわれが共に直面する重大な課題に対し、日本がより大きな責任を担うよう促す」と証言し、日米同盟における日本の能力向上の必要性に言及した。

 公聴会の書面証言では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を含め「在日米軍再編の着実な履行に向け日本と協力を続ける」と説明した。

 公聴会では、在日米軍基地が集中する沖縄に「不釣り合いな(重い)負担がのしかかっている」と配慮を示した。


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