2020年8月5日 23:16 | 無料公開
死去したピート・ハミルさん
【ニューヨーク共同】米著名作家のピート・ハミルさんが5日、ニューヨーク市内の病院で死去した。85歳だった。1日に転倒して骨折、入院中だった。腎臓疾患などが死因。米メディアが伝えた。
山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)の原作者としても知られ、日本でもファンが多かった。短編集「ニューヨーク・スケッチブック」など多数の長編小説、短編小説を執筆した。
87年にジャーナリストの青木冨貴子さんと結婚した。ニューヨークの地元紙などで記者やコラムニストとしても活躍した。ニューヨークを舞台にした作品が多い。