フィリピン、顔シールドを義務化 電車やバス、航空機内で

検疫チェックポイントで、フェースシールドをつけて通行者の検温をする地元警察官=5日、マニラ首都圏ケソン市(ロイター=共同)

 【マニラ共同】フィリピン運輸省は5日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として国内全土で15日から、電車やバス、航空機などの公共交通機関を利用する際、フェースシールドの装着を義務付けると発表した。マスク着用も求める。

 首都マニラや近隣州では公共交通機関が運休しているため、運行が再開する見通しの19日から適用するとみられる。タクシーや客船のほか、フィリピン独特のバス型乗合自動車「ジープニー」内も対象とする。

 保健省によると、5日時点の国内の感染者は11万5980人、死者は2123人。


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