2020年8月5日 17:14 | 無料公開
ソニーと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、遠隔操作により人工衛星からの映像をリアルタイムで楽しめるシステムを共同開発すると発表した。宇宙飛行士が宇宙ステーションから見ているような景色を地上で楽しめるのが特長。ソニーの担当者は「映像クリエーターや芸術家の作品作りに活用してもらえたら」としている。
通信や画像撮影技術に強みのあるソニーが専用のカメラを製作。搭載する小型の衛星の開発にはJAXAと東京大が協力する。システムは、地上や宇宙空間の好きな方向にカメラを向け、撮影した動画や静止画を地上の操作者に届ける。数年以内の打ち上げを目指す。