ガソリン、12週連続で値上がり 全国平均134円50銭

ガソリンスタンド=さいたま市

 経済産業省が5日発表した3日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、7月27日時点の前回調査と比べて2円20銭高い134円50銭だった。12週連続で値上がりした。

 昨年10月以来約10カ月ぶりの大きな値上がり幅。中東産油国の協調減産などが影響した。

 調査した石油情報センターによると、石油元売り各社が給油所への卸値を引き上げ、小売価格にも反映されたという。来週も値上がりが続く見通し。

 地域別では、43都道府県で値上がりした。上げ幅が最大だったのは富山で4円80銭だった。岩手は4円70銭、島根は4円30銭それぞれ上がった。


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