2020年8月5日 15:09 | 無料公開
韓国の通信大手KTの監視カメラ「ギガアイズ」(左)と新サービスの紹介(KT提供・共同)
【ソウル共同】韓国の通信大手KTは、人工知能(AI)を活用して監視カメラでごみの不法投棄や盗難を察知する新サービスを開始した。AIが映像の中で誰が何をしているのか状況を判断。爆発物設置によるテロの予防にも役立つとしている。
KTが導入したのは「投棄・盗難感知映像分析」サービス。同社の監視カメラ「ギガアイズ」利用者向けに始めた。
誰かが物を置いて去っていけば、すぐに通知が来る仕組みで、無断駐車にも対応できる。人と一緒に物がなくなった場合も異常事態と判断。ギャラリーの高価な美術品や倉庫、工場の商品の盗難防止に活用できる。