2020年8月5日 12:52 | 無料公開
「プレミアム夏輝“砂丘の誉”」(左)と「夏輝」=5日午前、鳥取市
鳥取市の鳥取県漁協福部支所は5日、同県産の天然岩ガキで殻の周囲が33・5センチを超えるものを「プレミアム夏輝“砂丘の誉”」とのブランド名で出荷すると発表した。殻の長さ13センチ以上のものを「夏輝」として売り出しているが、それを超えるトップブランドとなる。
同市の鳥取砂丘沖でとれる1日200〜300個のカキのうち「砂丘の誉」は10〜30個。水深18メートルより深い場所で、特殊なボンベを背負った海女らがとる。濃厚な海のうまみが凝縮されているという。
5日の初競りでは1個千円(税別)で鳥取市内の飲食店が落札した。鳥取の天然岩ガキは8月末まで楽しめる。