2020年8月5日 11:47 | 無料公開
ベイルートにあるカルロス・ゴーン被告の自宅=1月(共同)
【サンパウロ共同】レバノンの首都ベイルートの港湾地区で起きた大規模な爆発で、ブラジル主要紙エスタド・ジ・サンパウロ(電子版)は4日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が滞在する住居も被害を受けたと報じた。被告と暮らし、日本で偽証容疑での逮捕状が出ている妻キャロル・ナハス容疑者が取材に明らかにした。
住居は爆発現場から約5キロの地点にあるといい、キャロル容疑者は「私たちは大丈夫だが、家は壊れた。ベイルート全体が破壊された」と述べた。
ゴーン被告は出身地ブラジルとレバノン、フランスの国籍を持つ。