警察官がコロナで公務災害 警視庁、外勤2人

 業務が原因で新型コロナウイルスに感染したとして、警視庁の警察官2人が地方公務員災害補償基金東京都支部から公務災害の認定を受けたことが4日、同庁への取材で分かった。認定は7月29日付。同基金によると、新型コロナ関連で警察官が公務災害と認定されたのは初めて。

 警視庁は2人の所属や性別を明らかにしていないが、いずれも外勤で、住民らとの接触があったという。同庁では、これまでに警察官ら計47人の感染が確認されている。

 公務災害は一般労働者の労災に相当。地方公務員災害補償基金によると、7月31日時点で、医療関係者ら計22人が新型コロナ関連の公務災害と認定されている。


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