2020年8月4日 20:49 | 無料公開
4日、韓国の京畿道龍仁で豪雨被害の復旧作業に当たる陸軍隊員ら(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国政府は4日、今月に入って首都圏や同国中部で続いている豪雨でこれまでに14人が死亡、12人が行方不明になったと明らかにした。ソウル郊外の京畿道安城では土砂崩れが発生、住宅が押し流される被害も起きた。
文在寅大統領は休暇の予定を取りやめて4日に緊急会議を開き、被害の最小化に総力を挙げるよう指示した。
韓国統一省関係者によると北朝鮮でも降雨量が増え、韓国側に流れ込む臨津江の水位が上がったため、北朝鮮は韓国側に通告をせずに上流にあるダムを放流したと明らかにした。放流による韓国側の被害は出ていない。