大リーグ大谷は投打の「二刀流」 エンゼルス、打者専念考えず

米大リーグ、アストロズ戦の登板後に右腕に違和感を訴えたエンゼルス・大谷翔平。診断の結果、今季中の投手復帰は厳しい見通しとなった=2日、アナハイム(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が右肘付近の屈筋回内筋痛と診断され、今季中の投手復帰が厳しい見通しとなった中、スポーツ専門局ESPN(電子版)は3日、関係者の話として、エンゼルスが依然として大谷を投打の「二刀流」をこなせる選手として見ており、打者に専念させる考えは持っていないと報じた。

 屈筋回内筋は前腕内側の筋肉群で、一昨年6月に損傷が見つかった右肘の内側側副靱帯を保護している。球団によると、痛みの程度は3段階のうち最も弱い「グレード1」か中程度の「グレード2」と診断された。


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