セーリング、五輪延期メリットも 江の島で合宿、代表が会見

オンラインで記者会見するセーリング女子470級五輪代表の吉田愛=3日午後

 来年の東京五輪に向けて7月20日から五輪会場の神奈川・江の島で合宿しているセーリングの五輪代表選手たちが3日、オンラインで記者会見し、金メダル候補に挙げられる女子470級の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)は「来年の五輪を想定して環境を調べるメリットがある」と口をそろえた。

 合宿には8クラスの代表選手が参加し、6日まで行う予定。海上での練習だけではなく、暑さ対策や海上ルールを勉強する時間も設けた。本番と同じ時期の自然、気象観測のデータも収集した。

 五輪延期については「本番までの練習時間が増えた」というポジティブな声が集まった。


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