富山の北アルプスで2人ヘリ搬送 命に別条なし、熱中症と打撲

 富山県の北アルプスでは2日、男性2人が県警ヘリコプターによって搬送された。1人は熱中症と脱水症状、もう1人は岩場から落ちて足首を打ったが、いずれも命に別条はない。

 富山南署によると、1日午後2時ごろ、同県砺波市の男性会社員(58)が薬師岳を経由し、スゴ乗越小屋(標高2270メートル)に到着した後、体調不良を訴えた。2日朝にヘリで病院に搬送し、熱中症などと診断された。

 上市署によると、2日午前9時ごろ、剱岳のチンネ(標高2700m)付近で神奈川県川崎市の会社役員の男性(61)が岩場でロッククライミング中に転落した。左足首打撲という。


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