鳥栖に発熱者も試合を実施 サッカーJ1、FC東京戦

FC東京―鳥栖 後半、戦況を見守るFC東京・長谷川監督=味スタ

 1日に東京都調布市の味の素スタジアムで行われたサッカーJ1のFC東京―鳥栖が、試合前に鳥栖の選手に発熱者が確認されたにもかかわらず実施されたことが分かった。当該選手は7月31日に発熱し、試合前にはチームを離れたという。

 FC東京広報によると、1日午後に鳥栖側から連絡を受け、Jリーグに判断を求めた結果、新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づき試合開催に問題ないとの返答を受けた。

 FC東京の長谷川健太監督は試合後、新型コロナへの懸念から「(試合を)やらないべきだ。安心を担保できない中で試合をやらせるのは考えてもらいたい」と訴えた。


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