大リーグ、サイン盗みに罰則導入 選手も処分可能に

 【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)と選手会が、電子機器を用いて相手のサインを盗んだ場合に選手らに処分を科すことができる規則の導入で合意したと30日、スポーツ専門局ESPN(電子版)などが報じた。

 サイン盗みを巡っては、アストロズがワールドシリーズを初制覇した2017年から18年途中まで、選手主導でカメラを用いて相手捕手のサインをのぞき見る不正行為を行っていたとMLBが断定。解任されたヒンチ前監督らに処分が下されただけで、選手には科されなかった。

 当時の選手では17年にアストロズでプレーしていたベルトラン氏の名が挙がり、メッツの監督を解任された。


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