前橋市、南スーダン選手支援継続 東京五輪終了まで

 前橋市の山本龍市長は22日、東京五輪・パラリンピックの延期決定後も市内で事前キャンプを続ける南スーダン選手団への支援を来年の東京大会終了まで続ける意向を示した。

 1年延期が決定した3月、市は、当初の滞在予定だった7月までキャンプを続けられるよう支援を決定。大会本番までの継続を関係機関と調整していた。

 選手団は陸上競技の五輪選手3人とパラリンピック選手1人、コーチ1人の計5人。昨年11月中旬に来日した。市は選手らの滞在費用をふるさと納税の寄付で賄っている。

 南スーダンは内戦で疲弊して練習環境が整っておらず、JICAの仲介で前橋市での事前キャンプが実現した。


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