イベント緩和は当面延期へ、政府 22日、分科会で意見聴取

 政府は21日、新型コロナウイルス対策としてプロスポーツやイベントの入場者数を5千人までとしている措置に関し、8月1日に予定していた制限緩和を当面延期する検討に入った。東京都を中心とした感染の再拡大を踏まえた。専門家を集めた新型コロナ感染症対策分科会を22日午後に開いて意見を聴いた上で、延期幅などを決める。

 政府はこれまで入場制限の要請を段階的に緩和。現在、屋内では5千人のほか「定員の50%以内」という基準も設け、どちらか少ない方を上限としており、8月1日をめどに一律の人数制限はなくす方針だった。


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