GoTo解約料を再検討、政府 国交相「補償なし」に異論相次ぐ

 政府は19日、観光支援事業「Go To トラベル」の対象から東京都発着の旅行を除外したことを巡り、キャンセル料を補償するかどうか再検討に入った。赤羽一嘉国土交通相は「国として補償は考えていない」と明言したが、与党や自治体から異論が相次いでいるためだ。ただ、補償を認めた場合、東京除外に続く方針転換となり、慎重に調整する。

 政府関係者は19日「重要な課題。早く結論を出す」と述べた。国交省関係者は「調整、検討中だ」としている。

 事業は22日、国内宿泊やパック旅行、日帰りツアー代金の35%引きを先行して始める。


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