IOC、東京五輪の対応策協議 15日に理事会

IOCのバッハ会長=6月10日、ローザンヌ(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は15日、オンライン形式の理事会を非公開で開き、新型コロナウイルスの影響で来夏に1年延期となった東京五輪の対応策を協議する。

 IOCは大会組織委員会と合同で設置した作業部会を中心に、会場確保や経費削減につながる大会簡素化の懸案に取り組んでいる。理事会では調整委員会のコーツ委員長が、旧計画を1日前倒しした23日に開幕1年前を迎える大会について準備状況を報告。会議終了後にはバッハ会長が電話記者会見を開く。

 17日には、五輪延期決定後では初となる総会がインターネット形式で開かれる。


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