はやぶさ2、12月6日地球帰還 豪の砂漠にカプセルを投下

探査機はやぶさ2が地球に帰還し、回収カプセルを放出する様子のイメージ(JAXA提供)

 萩生田光一文部科学相は14日の閣議後会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2が12月6日に地球に帰還すると発表した。小惑星りゅうぐうのかけらの入ったカプセルをオーストラリア南部の砂漠に投下する。

 はやぶさ2は昨年2月と7月にりゅうぐうに着陸。表面と地下物質の採取に成功したとみられる。地球に持ち帰り、分析して太陽系の成り立ちや生命の起源を探る。

 機体はカプセル放出後も宇宙空間で探査を続ける。


  • LINEで送る