広島で住宅の裏山崩壊、親子不明 島根・江の川が氾濫

広島県東広島市河内町の住宅に土砂が流れ込んだ現場=14日午前10時57分

 活発な梅雨前線の影響により中国地方で大雨が続き、広島県では14日、土砂崩れで親子2人が行方不明となった。島根県では川が氾濫、流域の約3千世帯に避難指示が発令された。

 14日午前6時ごろ、広島県東広島市河内町宇山で「住宅の裏山が崩れた」と119番があった。東広島市によると、住宅の1階部分に土砂が流れ込んだ。住人の親子2人と連絡が取れておらず、巻き込まれた可能性があるとみて消防などが捜索している。

 東広島市によると、親子は50代男性と80代女性で2人暮らし。河内町地区に避難勧告を出したのは通報後の14日午前6時40分だった。


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