2020年7月10日 18:46 | 無料公開
河野太郎防衛相は10日、来日中のビーガン米国務副長官(北朝鮮担当特別代表)と東京都内で会談し、北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射も国連安全保障理事会の決議違反だとの認識で一致した。河野氏が会談後の記者会見で説明した。今後もミサイル防衛を巡って日米で連携していくことを申し合わせた。
会談で河野氏は「短距離でも明確な決議違反で、国際社会としてしっかりメッセージを出さないといけない」と強調。ビーガン氏にも同様の認識を確認したと考えていいかと問われ「結構だ」と述べた。北朝鮮のミサイルを巡っては、トランプ大統領が短距離ミサイルを問題視しない姿勢を示した経緯がある。