2020年7月10日 18:40 | 無料公開
朴槿恵被告
【ソウル共同】韓国の財閥や情報機関、国家情報院から巨額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた前大統領、朴槿恵被告(68)の差し戻し控訴審で、ソウル高裁は10日、懲役20年、罰金180億ウォン(約16億円)などの実刑判決を言い渡した。検察側は懲役35年などを求刑していた。合わせて懲役30年などとしていた差し戻し前の二審判決よりも大幅に減刑された。
韓国メディアによると、この日の判決は一部の強要罪や職権乱用罪を無罪と判断。また、高裁は量刑について、政治生命が絶たれたに等しい上、「刑の執行が終了する時点の年齢なども考慮した」と説明した。