2020年7月10日 11:42 | 無料公開
豪雨で被害を受けた熊本県人吉市で始まったボランティアの受付で、機器を使い検温するボランティア(右)=10日午前9時5分
熊本県南部の豪雨で大きな被害が出た熊本県人吉市の社会福祉協議会は10日、同市と球磨村にある被災住宅の土砂の撤去や水没した家財道具の運び出しなどを支援するボランティアの受け付けを始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、当面は県内在住者に限る。
人吉市の公民館に市災害ボランティアセンターを開設。参加者は受け付けを済ませた後に検温し、スタッフは「密にならないよう間隔を空けて並んでください」と呼び掛けていた。
協議会の担当者は「県外からの参加志願も多くいただいているが、高齢の被災者も多く、ご理解いただきたい」としている。