NY株反落、361ドル安 米経済先行きに警戒感

ニューヨーク証券取引所の前をマスク着用で歩く人(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比361・19ドル安の2万5706・09ドルで取引を終えた。米国で新型コロナウイルスの感染増が続いており、経済活動の先行きへの警戒感から売りが優勢となった。

 米南部のフロリダ州やテキサス州で新型コロナによる死者数が増加し、投資家心理が悪化した。新型コロナの影響で経営が傾いている航空会社や客船会社の株価下落が目立った。

 一方で、ハイテク株主体のナスダック総合指数は55・25ポイント高の1万0547・75と続伸し、2日連続で最高値を更新した。


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