2020年7月9日 17:01 | 無料公開
ライブハウス「仙台ギグス」で行われた、新型コロナウイルス感染防止対策をシミュレーションしたイベント。アーティストの渡和久(左奥)さんもリモート映像で登場した=9日午後、仙台市
音楽の力で再び笑顔を―。ライブハウスとして東北最大規模の収容人数を誇り、新型コロナの影響で休業している仙台市の「仙台ギグス」で9日、感染防止策を施した試験的なライブイベントが行われた。関係者は「文化芸術の灯を絶やさないよう、この難局を乗り越えたい」と再開を誓った。
スタッフでつくるバンドが、事前に撮影されたアーティスト渡和久さんの動画とセッション。観客として招かれた知人ら約40人が久しぶりの「生音」に耳を傾けた。ギグスが設けたガイドラインに沿い、観客はマスク着用で大きな声援は禁止。20分で全換気できる空調が稼働する中、互いに1メートル以上の間隔を空けた。