WEリーグ、初代理事長に岡島氏 日本初の女子プロサッカー

 21年9月に始まる日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」の初代理事長に、米金融大手で要職を務めた岡島喜久子氏(62)が就くことが8日、複数の関係者への取材で分かった。

 岡島氏は1979年の第1回全日本女子選手権で優勝したFCジンナンの元選手で、日本サッカー協会の傘下にあった日本女子サッカー連盟事務局長の経験もある。

 WEリーグは女性活躍社会のけん引役を目指し、トップは女性とする方針を固めていた。前例のないプロリーグを発展させるため、女子日本代表「なでしこジャパン」経験者を含めて検討する中で、組織運営に通じ、経済界の人脈も広い岡島氏の起用を決めた。


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