2020年7月8日 19:00 | 無料公開
総務省消防庁は8日、熱中症で6月29日〜7月5日の1週間に全国で996人が救急搬送されたとの速報値を公表した。前週(6月22〜28日)より655人減少。6月1日から開始した本年度の集計では最も少なく、死者もいなかった。
全国的に雨の日が多く、猛暑日もなかったことが要因とみられる。
集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は12人、短期入院が必要な中等症は363人だった。65歳以上の高齢者は600人で、60・2%を占めた。
東京が84人で最も多く、埼玉72人、愛知67人と続いた。豪雨被害により、熊本県内の2消防本部に対しては報告を求めなかった。