2020年7月7日 21:17 | 無料公開
滋賀県の彦根市立病院から見えた琵琶湖で打ち上げられた花火=7日夜(長時間露光)
滋賀県彦根市の琵琶湖で7日、新型コロナウイルスに苦しむ社会を元気づけようと彦根にゆかりのある有志6人が花火を打ち上げた。日時や場所を告知せず、人が集まらないよう工夫した「非密」のイベントだ。今後はクラウドファンディングで資金を集め、8月の毎週土曜、湖を一周するように毎回場所を変えながら打ち上げを実施することを目指す。
7日は午後8時20分ごろから、コロナ対応に当たった医療従事者への感謝を込めた青色の花火など75発が雨の夜空を彩った。市内の彦根市立病院では音に気付いて外を見たスタッフらが、約4分の“小さな花火大会”に見入った。