次期戦闘機の試作、24年度着手 量産31年度、防衛省日程

 防衛省は7日、自民党本部で開かれた同党国防議員連盟の会合で、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機について、開発スケジュール案を提示した。2024年度から試作機製造に着手。31年度に量産に入り、F2が退役時期を迎える35年度からの配備を目指す。日本主導の開発を前提に、米国や英国の政府、企業と協力の在り方を巡り協議。20年末までに協力の基本的枠組みを決める。

 米側とは、米軍との相互運用性確保に向けた方策や、米国技術導入の可能性について協議。日本と同様に次世代戦闘機開発に取り組む英国とは、開発費の分担などができるかどうか探る。


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