くら寿司、AIでマグロ買い付け 仕入れ安定、品質確保

くら寿司が活用するAIを搭載したアプリ「ツナスコープ」

 回転ずし大手のくら寿司は7日、人工知能(AI)を搭載したアプリによるマグロの買い付けを始めたと発表した。目利きの経験がなくてもマグロの品質を判別できる。新型コロナウイルス感染拡大で担当者が現地で直接確認するのが難しくなっており、仕入れの安定や品質の確保につなげるのが狙い。

 電通などが開発した、マグロの尾の断面から品質を判定するアプリ「ツナスコープ」を活用する。断面を撮影するとAIが脂肪や身の締まり具合などを基に「A(特上)」、「B(上)」、「M(並)」のランクを瞬時に判別する。


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