2020年7月7日 10:58 | 無料公開
日本学生アメリカンフットボール協会が、今年の全日本大学選手権を中止する方針を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルス感染拡大により、各地区で開催される秋季リーグ戦の開幕が遅れるなどの影響が予想され、日程の確保が難しいと判断した。同選手権決勝の「甲子園ボウル」は、関東と関西の代表校が対戦するかつての方式に変更するなどしての開催を検討するという。
同選手権は2009年に始まった。全国8地区の代表がトーナメントで大学日本一を争う。それまで関東、関西両リーグの覇者による東西大学王座決定戦として行われてきた甲子園ボウルが決勝に位置づけられた。