2020年7月7日 09:28 | 無料公開
対戦形式の練習で打球を頭部に受け、医療スタッフらに状態の確認を受けるヤンキース・田中(中央)=5日、ニューヨーク(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米大リーグ、ヤンキースで4日の練習中に同僚打者の打球を頭部に受け「軽度の脳振とう」と診断された田中将大投手が6日、ニューヨークの本拠地ヤンキースタジアムの室内で体を動かした。
ブーン監督によると、約20分トレーニング用の自転車をこいだ。心拍数が上昇しても症状や影響は見られなかったという。同監督はオンライン取材で「ここまで体の状態や反応は問題がなく、安心している。このウイルスの状況と同じく、一日一日慎重にやってもらう」と話した。
打球を当てた強打者スタントンは「恐怖を感じる瞬間だった。彼が大丈夫でほっとしている」と述べた。