白鵬、コロナで出稽古なし戸惑う 「土俵にいることに意味」

横綱白鵬

 大相撲の横綱白鵬が6日、電話での代表取材に応じ、2場所連続45度目の優勝を目指す7月場所(19日初日・両国国技館)への思いを語った。2007年名古屋場所で新横綱に昇進してから14年目に入る第一人者は「土俵にいることに意味がある。相撲というものに感謝したい」と、しみじみと語った。

 初日まで1週間前に出稽古を開始するのが通常のペースだが、今場所前は新型コロナウイルスの影響で禁止。他の部屋の関取衆と稽古が積めない状況に「想像できない。場所があるときはみんな支度部屋に集まるわけだから、それを考えると1週間前に出稽古はあってもいいのでは」と戸惑いを隠せなかった。


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