就職内定率、4年ぶり80%割れ 7月1日時点、コロナ影響

 就職情報会社ディスコ(東京)は6日、2021年卒業予定の大学生らの就職内定率が、今年7月1日時点で77・7%だったと発表した。前年同期の84・0%から6・3ポイント低下。80%を下回ったのは、就職活動が現行日程となった17年卒(79・8%)以来4年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大による企業の選考遅れが主な要因とみられる。

 調査は、今月1〜5日にインターネット上で実施。大学生と大学院生の計1230人の回答をまとめた。

 既に内定を得て就職先を決めた学生は全体の57・6%だった。前年同期の67・7%から10ポイント超下がった。


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