2020年7月3日 18:00 | 無料公開
カシオ計算機が販売しているメタルモデルのGショック「GMW―B5000D」(カシオ計算機提供)
カシオ計算機の腕時計「G―SHOCK(ショック)」の出荷数が2019年度に初めて1千万個を突破したことが3日、分かった。外装に金属を採用した高価格帯の新商品など品ぞろえを拡充し、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域を中心に海外での営業を強化したことも寄与した。
Gショックは1万〜3万円台が売れ筋で、外装に合成樹脂を使った商品が大半だった。ステンレスやチタンを用い、6万円台からの「メタルモデル」を18年に投入し、ビジネスマンなどを主な顧客層に販売を伸ばしている。
メタルモデルの割合は全体の2割程度で、21年度に3割程度へ伸ばす方針だ。