夏のボーナス、3割が減額 日生調査、男女差拡大も

 日本生命保険が3日発表した夏のボーナスに関する調査によると、昨年と比べて支給額が「減った」と答えた人の割合は30・1%で、前年の14・3%を上回った。平均額は約5万6千円減の約55万4千円。新型コロナウイルスによる企業の業績悪化を反映した結果となった。男性が約4万2千円減の約65万5千円だったのに対し、女性は約11万円減の約29万6千円で男女差が拡大した。

 新型コロナの影響が拡大する前に支給額を決定している企業もあり、冬のボーナスは一段と落ち込む懸念もある。

 調査は6月上旬から中旬にかけてインターネットで実施し、9180人が回答した。


  • LINEで送る