再拡大備え教員増で少人数学級を 地方3団体が文科相に要望

 全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体の代表は3日、萩生田光一文部科学相と省内で会い、新型コロナウイルス感染の再拡大に備え、少人数学級に必要な教員確保を求める提言書を手渡した。荒木泰臣町村会長(熊本県嘉島町長)は会談後「教室が余っている地域もある。密な状態を避けられるような教員の配置をお願いしたい」と記者団に語った。

 提言書によると、公立小中学校の教室の面積は平均64平方メートル。40人学級では感染防止に必要なスペースを確保できないとして、少人数学級の実現に向けて教員の増員を求めた。


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