東証、午前終値は2万2220円 米株高を好感、一時100円超高

 3日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。景気回復を期待した前日の米株高が追い風となり、上げ幅は一時100円を超えた。

 午前終値は前日終値比74円37銭高の2万2220円33銭。東証株価指数(TOPIX)は2・19ポイント高の1544・95。

 2日に発表された6月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が市場予想を上回る大幅な改善となった。

 一方、東京都では2日に新型コロナウイルスの新規感染者が約2カ月ぶりに100人を上回った。全国でも感染者数は増加傾向で、感染拡大によって経済が再び停滞することへの警戒感から投資家の慎重姿勢も目立った。


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