アフターコロナの社会を考える 京大オンライン公開講義を配信へ

京都大の出口康夫教授(人社未来形発信ユニット提供)

 アフターコロナの社会をどう考えるか―。京都大の人文社会科学系の研究者らが、哲学や環境史、倫理学などの専門分野から新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)について語る公開オンライン講義が、4日から始まる。「不安定な状況でも、物事を広く深く考える座標軸を提案すること」が狙いだ。

 企画したのは、人文社会科学の知見を世界に発信する京都大の「人社未来形発信ユニット」。新型コロナの流行を受け、4月以降「立ち止まって、考える」をテーマに、研究者らの対談動画を配信してきた。

 今回は7月4日から8月8日の土日に連続講義をするほか、8月2日からはリレー講義も始まる。


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