2020年7月1日 18:56 | 無料公開
オサガメの体内から見つかったレジ袋など
高知県室戸沖で6月に定置網にかかって死んでいたオサガメの体内から、コンビニのレジ袋などが見つかったことが、むろと廃校水族館(同県室戸市)への取材で1日、分かった。クラゲを食べるオサガメが、漂う袋を誤飲したとみられる。
若月元樹館長(45)によると、死因は溺水で、誤飲ではないとみられる。若月さんは「海洋ごみはレジ袋よりも漁網が深刻だ。放置されたブルーシートもカメの産卵を邪魔している。今回のことをきっかけに、海洋ごみ全般について考えてほしい」と訴えた。レジ袋は水族館で展示する予定。