レジ袋、有料化義務付け制度開始 企業の対応分かれる

有料レジ袋に商品を詰めるコンビニの店員(右)=1日午前、東京都品川区のローソンTOC大崎店

 政府がレジ袋の有料化を全国の小売店に義務付ける制度が1日始まり、コンビニ大手などが買い物客に有料で販売した。環境への影響を抑えるため、使い捨てになるレジ袋を減らすことを目指す。多くの企業が有料化する一方、環境に配慮した素材を使った袋の無料配布を続ける動きもあり、対応は分かれた。商品を持ち帰るマイバッグの携帯が定着するなど消費者の行動が大きく変わりそうだ。

 コンビニ大手、ローソン、セブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマートはそろって有料化した。コンビニ「セイコーマート」を展開するセコマ(札幌市)は、有料化の対象外となる袋を当面の間、無料で配布する。


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